VEKAMOVE 76の特徴と採用ポイント
VEKAMOVE 76は、VEKAのスライディングドア向けPVC-Uプロファイルシステムです。コンパクトな居住空間や省スペースな室内計画に適したスライディングシステムで、開閉時に扉が室内へ張り出しません。家具配置や動線を妨げにくく、採光を取り入れながら空間を広く使いやすいことが特長です。
住宅だけでなく、複数階の商業施設や民間施設にも適したシステムとして位置づけられており、気密性、雨密性、断熱性をバランスよく確保しながら、大きな開口部を計画しやすい点が評価できます。
省スペースと開放感を両立するスライディング構成
一般的な開き戸では、開閉時に扉の可動域が必要になります。VEKAMOVE 76はスライディング構成のため、扉が室内側へ大きく張り出さず、限られた床面積でも開口部まわりをすっきり使えます。
大きなガラス面を確保しやすいため、庭やバルコニー、テラスと室内をつなぐ開口部にも適しています。住まいをより広く、明るく、居心地よく感じさせるソリューションです。
技術仕様の要点
VEKAMOVE 76は、サッシの基本性能を支える仕様が明確に整理されています。設計段階では、寸法、ガラス厚、気密・水密性能、耐風圧、セキュリティ性能を確認しておくことが重要です。
Class A品質と中央シール
VEKAMOVE 76は、DIN EN 12608-1に基づくClass Aの壁厚を持つシステムです。Class Aは外壁厚が厚く、剛性や長期的な機能安定性を重視する計画で確認したいポイントです。
また、標準で周囲に中央シールを備える構成により、低い空気透過性と高い雨密性を確保しやすい設計です。スライディングドアでありながら、現代的な断熱性能と気密・水密性能を両立します。
設計・採用時に確認したいこと
VEKAMOVE 76は、大きなガラス面と省スペースな開閉を両立しやすいシステムです。一方で、実際の採用では、建物用途、方位、風雨条件、ガラス仕様、金物、納まり、搬入・施工条件を合わせて確認する必要があります。
ホテル、集合住宅、戸建住宅、非住宅施設など、用途によって重視すべき性能は異なります。SLK Japanでは、VEKAMOVE 76の特長を踏まえ、断熱性、使いやすさ、意匠性、メンテナンス性を含めた開口部計画をご提案します。
